アナログの操作感にこだわった、特別なMIDIコントローラー。
高城剛氏率いるNEXTRAVELER株式会社からの依頼は、「アナログ機材のようなMIDIコントローラー。」ターンテーブルのスイッチを使うという条件と、同社のアナログミキサー「Surrender8124」と同時に使用することを前提に設計を行なった。
3回繰り返した試作と1年に及ぶ開発の結果、今まで誰も見たことがないデザインとアナログの確かなタッチを備えた素晴らしいMIDIコントローラーが完成した。
デジタルとアナログの交錯点
今までのMIDIコントローラーにはなかったアナログのタッチを求めて、EQやSTEM mix用操作のボリュームは日本製高級ロータリーボリュームを使用。ターンテーブルは本物のビンテージ品のスイッチを使用し、ソフト・ハードの両面で設計開発を行なった。実際に機材に触れながらデジタルとアナログの統合開発を行うことでアナログ機材でDJをするようなワクワクする気持ちをMIDIコントローラーに蘇らせた。
筐体デザインはグリッドシステムと触り心地の両方から、依頼者と共にテンポの良いツマミ・ボタン配置を決定した。
初めての板金設計は超真空管氏とゲンカク氏を招き、3人体制で慎重に構造を計画。高品質な板金を用いたその重さは完成時には2kgに達し、本機材が纏う雰囲気は本物のプロ機材そのものだった。
仕様
寸法:W140mm×D258mm×H79mm
入力:USB C
重量:2,025g
CREDIT
発案:高城剛
調整:角内一成
構造設計:超真空管
構造監督:平行動物ゲンカク目
電気設計、ソフト設計、デザイン:tueks