本ガイドは、ドラムマシン「Rhythm 8キット版」を組み立てるためのビルドガイドです。本手順書を参考に組み立てることで、完成品のRhythm 8と同じものを組み立てることができます。自分だけのドラムマシンを、作ろう!
キットの製品情報は、こちら
組み立て目安時間:2時間
2026.9.3
本製品は、電子工作の経験がある方向けの組み立て式キットです。
完成品ではありません。組み立てには、はんだ付け、基板の取り付け、ケースの加工・組み立てなどの作業が必要です。工具はご自身でご用意ください。
本キットは中級者以上の電子工作経験者を対象としており、電子工作が初めての方にはおすすめしていません。組み立てには、はんだごてやはんだ、ペンチ等の基本的な工具の使用経験が必要です。
サポートについて
本製品はキットの売り切り販売となり、原則として個別の組み立てサポート、トラブルシューティング、回路やプログラムに関する技術サポートは行っておりません。(修理対応は有料。ご相談ください。)
ビルドガイドには基本的な組み立て手順を記載していますので、まずは本ガイドを最後まで確認したうえで作業してください。
組み立て・使用上の注意
電子部品や基板は、はんだ付け時の過熱、静電気、誤配線、電源電圧の間違いなどによって破損する場合があります。
また、はんだ付けやケースの組み立てには、工具によるけがや部品の破損などのリスクがあります。作業は十分な注意をして行ってください。
事故、怪我、組み立てや改造、部品の破損、機器の故障、接続した他の機器への損害、データの損失、その他の損害について、当方では責任を負いかねます。
組み立て・使用は、ご自身の知識と判断のもとで行ってください。
本ガイドの内容は、製品の改良等により予告なく変更される場合があります。
商品の部品の抜け漏れなどございましたら、かならず本キット到着後1週間以内にメッセージ機能ご連絡くださいませ。その場合に限り、対応いたします。
はんだごて
はんだ
ペンチ
六角レンチ
カッターまたはデザインナイフ
細いピンセット(なくても一応OK)
ボックスレンチM3用(なくても一応OK)
ビニール手袋(なくても一応OK)
フラックスクリーナーとキムワイプで基板を洗浄することで綺麗に仕上がります。フラックスクリーナーに含まれる溶剤はアクリルを割るので、使用の際は十分注意してください。
コーヒーとか淹れて気分よく作業しましょう、焦りは禁物です。組み立てスペースを確保してください。
マイコン基板
マイコン基板のBOOTボタンを押しながらPCにUSB C ケーブルで接続します。
ファーム書き込み
最新のファームウェア(Rhythm8.uf2)をダウンロードし、リムーブバルディスクとしてマウントされたRPI-RP2にuf2ファイルをドラッグ&ドロップする。完了したらUSB C をマイコン基板から外す。
オーディオDAC基板
音を出すDACモジュールは裏面のジャンパショートが必要です。
オーディオDAC基板(裏面)
画像を参考にはんだでジャンパをショートさせます。
※必ず実施してください。ジャンパをショートしないと音が出ません。
U2(基板中央右上)フォトカプラをはんだ付け
画像では左上にドットが来るように向きに注意してはんだ付けします。
J1~3(基板右上)オーディオジャックを3つはんだ付け
ジャックが基板から浮かないように注意してはんだ付けしてください。
マイコン基板にピンヘッダをはんだ付け
まず基板の上にピンヘッダを差してからマイコン基板を乗せると作業しやすいでしょう。
マイコン基板をRhythm8基板にはんだ付け
マイコン基板が浮かないように注意してはんだ付けしてください。
DAC基板にピンヘッダをはんだ付け
まず基板の上にピンヘッダを差してからDAC基板を乗せると作業しやすいでしょう。写真の状態から、マイコン基板とピンヘッダをはんだ付けします。
DAC基板をRhythm8基板にはんだ付け
DAC基板が浮かないように注意してはんだ付けしてください。
注意!事前にDAC基板の裏面のジャンパは①に従って必ずはんだ付けしてくださいね。
USB Cで電源を供給する
起動モーションでLEDが光ります!
右のノブはTempo 最大、Distortion 最小、Volume 半分に設定しましょう。
音出し確認
ヘッドホンを接続し、写真を参考にスイッチを押します。音が鳴ったら成功です!USB Cとヘッドホンを本体から取り外してください。
音が鳴らない場合:マイコンのファーム書き込み、DAC基板と裏面のはんだ状態をよく確認しましょう。
ペンチなどで挟む
折る
両端の捨て板を切り離す
捨て板で削るようにしてザラザラな端面を整える
基板の四隅の穴にボルトを写真の向きにとりつける
必ず実施してください。付属のボルトとナットで仮止めしてください。
プッシュスイッチを差し込む
21個のプッシュスイッチを丁寧に差し込みます。必ず奥まで。
横方向から取り付け状態を確認
スイッチが斜めになっていないか確認します。
縦方向から取り付け状態を確認
スイッチが斜めになっていないか確認します。
ひっくり返します
スイッチが机に当たらないように注意しましょう。
はんだ付け
スイッチ21個分の半田付けです。ここが一番大変です、頑張って!
USB Cで電源供給し、各種スイッチが効くか確認します。
全てのスイッチを押してみてLEDが反応するか確認しましょう。
反応しない場合!:裏面のハンダブリッジなどないか確認しましょう。
初期設定をします
ShiftとBankを押しながら、16個並んだスイッチを左から順番に押していきます。(Shift+Bank+Step1、Shift+Bank+Step2、・・・Shift+Bank+Step16(画像参照):押した瞬間、うまく行くと赤色LEDが一瞬全部点灯します)うまくいなかかったら電源を抜き差ししてやり直します。
RECボタンを長押し(10秒)=初期設定の保存
全ての赤LEDが点滅し、再起動することを確認します。
これで初期設定は完了です。
ヘッドホンを刺して一旦遊びましょう!
以上ではんだ付けは終了です。お疲れ様でした。
動画を参考に、遊んでみましょう。休憩と遊びが超大事!
電子部品がたくさん生えているので壊さないように、怪我しないように注意してくださいね。
いよいよケースの組み立てです!ただの電子基板がいきなり実態を帯び始めるとても面白い時間!
製品を作る時、作業の前にはんだ状態をもう一度確認してから基板をフラックスクリーナーで洗浄し、必ずビニール手袋を嵌めてアクリルを扱っています。
基板を美しく保ちつつ、透明なアクリルに指紋をつけないようにするための工夫です。特に中央のスイッチ5個、半田付け忘れしやすいので注意!
フラックスクリーナーを使う場合は、アクリルに溶剤がつかないように注意してくださいね。(マジで割れます)
確認が終わったら、はんだごての電源を落として(重要)いよいよ組み立てです。
それでは、Let`s Try!
ゴム足の穴のくりぬき(4個)
ゴム足を裏返し、中央部をデザインナイフ等でくり抜いて穴を開けます。
穴の確認(4個)
M3のボルトが入るので、直径3mm程度の穴が空いているか確認しましょう。
ゴム足にナットをはめる
ゴム足を作業机に貼り付け、M3ナットを水平に指ではめます。
ナットを奥まで押し込む
ゴム足の奥までM3のナットを押し込みます。
ポイント:基板捨て板やプラスドライバなどを使用して垂直に押し込みます。
アクリル板の保護紙を剥く
全てのアクリルの保護紙を剥きます。
ポイント:両手にビニール手袋を嵌めて、先細ピンセットなどを使用すると綺麗に作業できます。
アクリル板の保護フィルムを剥く
前面及び背面のアクリル板は保護紙ではなく保護フィルムになっていることがあります。こちらも同様に剥きます。
前面パネルにM3ボルトの取り付け
前面パネルを裏返し、写真のようにM3ナットを取り付け、机に置きます。
側面の板を取り付ける
側面の板(10mm厚)を写真のように穴にボルトを通します。左右の塞ぎ板も写真の通りに用意します。
塞ぎ板の取り付け(右)
写真の向きで塞ぎ板を側面の板のスリットに差し込みます。
塞ぎ板の取り付け(左)
写真の向きで塞ぎ板を側面の板のスリットに差し込みます。
基板を上から置く
組み立て済みの基板を裏返して現状のケースの上に置きます。
ポイント:ノブの穴の位置、及びボルトの穴の位置を合わせておきましょう。この時点では地面に出っ張りが当たるため少し基板が浮くのが正解です。
机に垂直に立てる
上2本のボルトを指で摘み、全体を机の上に垂直に立てます。この時、基板とアクリルがしっかり密着するように整えます。写真のようになっていればOKです。ここからが一番テクニカルな工程です!
側面の板、及び塞ぎ板をはめる
写真の通りに側面の板(5mm厚)を穴にボルトを通し、塞ぎ板もスリットにはめます。
背面の板を取り付ける
背面の板を写真のように穴にボルトを通して取り付けます。塞ぎ板や側面の板がおっこちないように注意!マスキングテープなどで仮留めしてから作業するとやりやすい場合もあります。
板の取り付け状態の確認
全ての板が基板から浮いていないか、しっかりボルトを通っているか、ゴミが闖入していないかを確認します。引き返すなら今がチャンス!
ゴム足を仮止めする(4個)
片手でボルトを押さえながら、もう片方の手でゴム足を時計回りに回しながら取り付けます。後で六角レンチで本締めするので一旦仮止めです。ゴム足4つ、板が落ちないように頑張って取り付けましょう!
外観の確認
Rhythm 8を机に置きましょう。かっこいいですね。
こうやって見ると一気に製品感が出てきましたね!
スイッチキャップの用意
いよいよ最終工程です。8つのスイッチキャップを取り付けていきます。
スイッチキャップの向き確認
スイッチキャップは正方形の4辺に爪が生えています!はめ込む際は、爪がスイッチの四角い頭に噛み合うように向きを合わせてはめ込みましょう。
スイッチキャップのはめ込み
8つのスイッチキャップを上からはめ込みます。
ボルトの本締め
4点全てのボルトを六角レンチで締めましょう。強く締めすぎるとアクリル板が割れるので注意しながら締めます。これでついに....
完成!!!!!!!!
電源の投入、動作確認、いっぱい遊ぼう
完成です!おめでとうございます!!!
ここまで頑張った自分を褒めましょう。いやぁ美しい涙
最後に、電源を投入して音出しチェックをしましょう。
問題ない?これで本当の本当に完成です。お疲れ様でした。
あとは自由に遊びましょう!