BT-1/4"

Wireless Headphone Amplifier

¥19,800-

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BT-1/4"はあなたのモニターヘッドホンをワイヤレスにできる優れもの。4つのオペアンプでパワフルにモニターヘッドホンを駆動します。標準プラグがそのまま刺さる、唯一*のワイヤレス専用アンプ。

*独自調査による

BT-1/4"に込められた想い

BT-02で音楽を聴くとき、個人的に、6.3mm標準プラグから3.5mmに変換するのが非常に不安でした。

ステレオジャックはもげそうだし、変換コネクタはなんだか大きいし。

そこでBT-1/4"を作ることにしました。

1/4"・・・ヨンブンノイチインチ、と読みます。


ネーミング、筐体デザイン、音作りの「標準」

これまでのBTシリーズはプロトタイプのBT-01から始まり、exシリーズの内部回路にも搭載され、連番でBT-04まで存在しています。

しかし、これからのBTシリーズは何かもっとコンセプチュアルに行きたいという思いが強くなりました。

1/4"。標準プラグの外径のことです。この数字が見てくれも収まりが良く、わかる人には標準フォンが刺さると分かる、非常にしっくりくる名前でした。

そしてこの「標準」という言葉が、すべての設計の指針になってくれました。

1/4"ジャックを搭載するにあたり、部品レイアウトや筐体サイズも変わることに。BT-02, 16bitterで採用してきた1:2の筐体縦横比は不可能でした。

そこでみんなが標準的に持っているスマホの縦横比を参考にしました。スマホも、BT-1/4"も、大体1:2.2くらいになっています。

筐体縦横比が変わると筐体面の文字のレイアウトも従来通りではしっくりきません。そこで、思い切ってレイアウトも、フォントも変えることにしました。

ある種の決意です。

フォントは、Apple社のシステムフォントにも採用されたHelveticaを。中でも、BT-02のリニューアルを感じさせるために「新しいヘルベチカ」の意味を持つHelvetica Neueを採用しました。世界各国で使われている標準的な美しいフォントです。

また、レイアウト決定にはグラフィックデザイン・タイポグラフィの世界では往々にして使われるGrid Systemsを採用。Grid Systemsとは、Gridをもとに理論整然と配置し美しさを担保しようという精神性、およびその手法のことです。ここでは昔から日本では馴染み深い1cm角の方眼紙をベースにGridを引き、インチとセンチが混在しつつも馴染むことを示しました。(電子部品は基本的にヤードポンド法で規格化されています。)

音作りは難航しました。BT-02の音が良すぎるからです。

非常に難航しましたが、適切なゲインをカットアンドトライで決定し、コモン端子にオペアンプを付与することでこれまで以上に強力にモニターヘッドホンをドライブできるようになりました。これが、これからのBTシリーズの音の第一歩だと思います。


長々と書いてしまいましたが、BT-1/4"はBTシリーズの新たな幕開けです。ワイヤレスヘッドホンアンプの「標準」を皆様にお届けできれば幸いです。


 2024/11/6  tueks

詳細

接続: BT-Wireless(AAC/SBC)

出力:6.3mm 3標準フォンジャック

充電:USBtypeC

色:白

付属品

注意